前回、オフィスでの話を書きましたが、建替えのケースと似ていたと思います。
共通するのは、現在あるものをあまり整理したりせず、収納が増え、入るからといって入るだけ詰め込み、最初から一杯にしてしまったことです。ですから、収納部分が増えた分が、ゆとりになっていませんでした。
どちらのケースも「人」の意識はそのままで、収納という「物」のほうだけ改善したということです。これでは根本的な解決にならなかったのです。
これは、実際の話、収納だけでなく、家を建てる中で、その他のことでも起こりうることです。表面的なことや形だけを変えても、肝心の中身である、人の意識や行動が変わらなければ、結局同じことになるということです。
では、今回の場合はどうすればよかったのでしょうか。オフィスの人の場合は、とにかく一度全ての資料、引き出しの中まですべてを、整理するしかないでしょう。整理し、いらないものはすべて捨ててしまうことです。その上で、本屋さんに行って整理関係の本でも読んで、意識と行動を変えていただきたいと思います。
では建替えの方の場合はどうするか、ですが、こちらも基本的には同じです。大変ですが、家族で話し合いをしていただき、一旦荷物を、外に出していただき、要るものといらないものを整理します。要らないものはどんどん捨てます。家族全員でやれば、要るかどうか、瞬時に判断できます。その上で「収納の方法」のようなマニュアル本などを読んで、収納内部へのしまい方を研究していただきたいと思います。
こちらで、大切なのは、家族みんなの同意と協力です。家族皆さんが、きれいに住みたい、そのために協力して整理整頓し、後片付けもきちんとしよう、と心をひとつにすれば、その時点で、これはほぼ解決したも同然なのです。収納が大きくなった、増えたというのは、解決のための、ひとつのツールにすぎません。
(つづく)
もっと色んな事が知りたい
2005年11月21日
2005年11月18日
収納について3
前回の問題の解決策です。
解決するために、今回は、あるオフィスでの出来事から書きます。
あるオフィスで、席がえが行われることになりました。そこで働いているAさんは、わりと離れた席に変わることになったのです。
普段から、整理整頓のにがてなAさんは、机の上は書類や資料の山、実際に作業するスペースは、ほんの少しでした。
引き出しの中も物がぎっしり。中身が引っかかって、引き出せない時もあるくらいです。
そんな状態を見て、上司は、席がえを機に、キチンと整理するように伝えました。
そして、物が多いのが原因と思い、Aさんの新しい席の後ろの棚を、使ってもいいよと、与えてくれたのです。
いよいよ席がえの日になりました。もともと面倒くさがりやのAさんは、机の種類が同じだったので、中身を出さず、引き出しごと新しい席の机に移し変えました。
机の上の物も、そのまま新しくもらった後ろの棚へ。
これで新しい机の上は、きれいさっぱり、パソコンと電話だけになりました。
さあ、これでこれで、本当によかったのでしょうか。
ご想像通り、一週間もたたずにもとにもどってしまいました。
いや、それどころか、よく考えると後ろの棚の分だけ物が以前より増えていることになります。
以上で、この話は終りですが、なんか似てますよね。(次回につづく)
もっと色んな事が知りたい
解決するために、今回は、あるオフィスでの出来事から書きます。
あるオフィスで、席がえが行われることになりました。そこで働いているAさんは、わりと離れた席に変わることになったのです。
普段から、整理整頓のにがてなAさんは、机の上は書類や資料の山、実際に作業するスペースは、ほんの少しでした。
引き出しの中も物がぎっしり。中身が引っかかって、引き出せない時もあるくらいです。
そんな状態を見て、上司は、席がえを機に、キチンと整理するように伝えました。
そして、物が多いのが原因と思い、Aさんの新しい席の後ろの棚を、使ってもいいよと、与えてくれたのです。
いよいよ席がえの日になりました。もともと面倒くさがりやのAさんは、机の種類が同じだったので、中身を出さず、引き出しごと新しい席の机に移し変えました。
机の上の物も、そのまま新しくもらった後ろの棚へ。
これで新しい机の上は、きれいさっぱり、パソコンと電話だけになりました。
さあ、これでこれで、本当によかったのでしょうか。
ご想像通り、一週間もたたずにもとにもどってしまいました。
いや、それどころか、よく考えると後ろの棚の分だけ物が以前より増えていることになります。
以上で、この話は終りですが、なんか似てますよね。(次回につづく)
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2005年11月17日
収納について2
前回の続きです。
一ヶ月後に行くと、奥さんは、まだ片付いてないのよと言いながら、リビングへ通してくれました。玄関ホールのすみにまだ少しだけ引越しのダンボール箱が残っていましたが、リビングを見てもまあまあきれいだったので、安心しました。なんとか全部収納に収まった、ということでした。
ところが、さらに数ヵ月後に久しぶりに行くと、もうダメでした。前と同じとは言いませんが、かなり物があふれ、ちらかっていました。奥さんは、あれだけ、収納をたくさんとってもらったのに、なぜでしょうかと言われていました。
以下はその理由を考えてみたものです。
性格的に普段から物を捨てられない奥さんは、捨てる最大のチャンスである建替えの時でもやはり、捨てにくかった。
その上、引越しの時、本当なら整理して捨てるべき物が、収納が倍になったことにより、あれもこれも置いておこうと、気が緩んだ。
家族皆さんの協力が、長続きしなかった。最初はやる気があったが収納内が既にパンパンで、それ以降増えたものは片付かなかった。
さらに、皆さん全員があと片付けが苦手で、だんだん出したものを出しっぱなしにしだした。
以上が積み重なり、結果的に以前のような、状態になってしまった。
これは、似たようなケースが結構多くあるのではないでしょうか。性格だからとあきらめたほうがいいのでしょうか。次回はどうすればいいかを私なりに書いてみます。
もっと色んな事が知りたい
一ヶ月後に行くと、奥さんは、まだ片付いてないのよと言いながら、リビングへ通してくれました。玄関ホールのすみにまだ少しだけ引越しのダンボール箱が残っていましたが、リビングを見てもまあまあきれいだったので、安心しました。なんとか全部収納に収まった、ということでした。
ところが、さらに数ヵ月後に久しぶりに行くと、もうダメでした。前と同じとは言いませんが、かなり物があふれ、ちらかっていました。奥さんは、あれだけ、収納をたくさんとってもらったのに、なぜでしょうかと言われていました。
以下はその理由を考えてみたものです。
性格的に普段から物を捨てられない奥さんは、捨てる最大のチャンスである建替えの時でもやはり、捨てにくかった。
その上、引越しの時、本当なら整理して捨てるべき物が、収納が倍になったことにより、あれもこれも置いておこうと、気が緩んだ。
家族皆さんの協力が、長続きしなかった。最初はやる気があったが収納内が既にパンパンで、それ以降増えたものは片付かなかった。
さらに、皆さん全員があと片付けが苦手で、だんだん出したものを出しっぱなしにしだした。
以上が積み重なり、結果的に以前のような、状態になってしまった。
これは、似たようなケースが結構多くあるのではないでしょうか。性格だからとあきらめたほうがいいのでしょうか。次回はどうすればいいかを私なりに書いてみます。
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収納について
前回の続きです。
営業マンは新築完成後、引越しも済み、落ち着かれた頃、担当者として施主宅を訪問します。住み心地を聞いたり、不具合の有無を確認したりする為です。
私の経験上、そのときの新居の家の内部の片付き状態は、以前の家の状態と、よく似ています。正確に言うと入居後1〜2ヶ月は予想外のこともありますが、半年もたつと、ほとんど前と同じになります。
物が片付くかどうかは、もちろん収納の数や量、場所なども大切ですが、多くはその家のご家族の性格的なものや、あと片付けや整理が得意かどうかなどに、かなり影響されると思います。
ということは、事前にそれを認識し、対策をたてておかなければ、器は新しいけど、中身は同じということになります。
実例としてこんなことがありました。
建替えの方でしたが、もの持ちのいいかたで、古いほうの家はどこの部屋も足の踏み場も無いほど物があふれていました。
そこの奥さんは、建替え前、私が打合せで行く度に、口癖のようにこう言っていました。
「収納が無くて困っているのよ。建替えるなら、収納をたくさん作って、モデルハウスのようにすっきり暮らしたいわ。」
収納がこのお客様の重要ポイントだ、と当時若かったのもあり、言われるまま、収納メインのプランを作り提案しました。
収納部分は充実し、数も量も古い家の倍以上になりました。今ある物も、ほとんど要らないものばっかりだと、言っておられたので、ある程度処分すればすべてスッキリおさまるはずでした。
その後契約、着工、完成と順調に進み、引渡しも無事済みました。1ヵ月後スッキリと暮らしておられる姿を想像し、訪問しました。その結果は、次回へ。
《家づくりをはじめられる方へ》
このブログで書いている、家づくりのポイントは大切ですが、本当はもっと
大切な事があります。ブログでは書けない辛口情報と、ノウハウはこちら。
元住宅メーカー営業マンがお届けする、他では聞けない情報満載です。
リニューアルオープンしました。
http://www.e-consul.net/juutaku/book.html
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営業マンは新築完成後、引越しも済み、落ち着かれた頃、担当者として施主宅を訪問します。住み心地を聞いたり、不具合の有無を確認したりする為です。
私の経験上、そのときの新居の家の内部の片付き状態は、以前の家の状態と、よく似ています。正確に言うと入居後1〜2ヶ月は予想外のこともありますが、半年もたつと、ほとんど前と同じになります。
物が片付くかどうかは、もちろん収納の数や量、場所なども大切ですが、多くはその家のご家族の性格的なものや、あと片付けや整理が得意かどうかなどに、かなり影響されると思います。
ということは、事前にそれを認識し、対策をたてておかなければ、器は新しいけど、中身は同じということになります。
実例としてこんなことがありました。
建替えの方でしたが、もの持ちのいいかたで、古いほうの家はどこの部屋も足の踏み場も無いほど物があふれていました。
そこの奥さんは、建替え前、私が打合せで行く度に、口癖のようにこう言っていました。
「収納が無くて困っているのよ。建替えるなら、収納をたくさん作って、モデルハウスのようにすっきり暮らしたいわ。」
収納がこのお客様の重要ポイントだ、と当時若かったのもあり、言われるまま、収納メインのプランを作り提案しました。
収納部分は充実し、数も量も古い家の倍以上になりました。今ある物も、ほとんど要らないものばっかりだと、言っておられたので、ある程度処分すればすべてスッキリおさまるはずでした。
その後契約、着工、完成と順調に進み、引渡しも無事済みました。1ヵ月後スッキリと暮らしておられる姿を想像し、訪問しました。その結果は、次回へ。
《家づくりをはじめられる方へ》
このブログで書いている、家づくりのポイントは大切ですが、本当はもっと
大切な事があります。ブログでは書けない辛口情報と、ノウハウはこちら。
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もっと色んな事が知りたい
2005年11月16日
新しい家を建てるにあたって
今回は、今家づくりを計画している方へ、事前に認識して欲しいことを書きます。
まずは、あと片付けが現在苦手なかたへ。決め付けるわけではありませんので、あくまでも参考にしていただければ、と思います。
私の経験から言わしていただきます。現在あと片付けが苦手な人は新築完成後も苦手のままの可能性が高いです。かなりの数の実際のケースを見てきましたので、ご自分もそうなるかもしれないと、対策だけはたてておいたほうがいいと思います。
具体的な話はすみませんが次回書かせていただきます。
もっと色んな事が知りたい
まずは、あと片付けが現在苦手なかたへ。決め付けるわけではありませんので、あくまでも参考にしていただければ、と思います。
私の経験から言わしていただきます。現在あと片付けが苦手な人は新築完成後も苦手のままの可能性が高いです。かなりの数の実際のケースを見てきましたので、ご自分もそうなるかもしれないと、対策だけはたてておいたほうがいいと思います。
具体的な話はすみませんが次回書かせていただきます。
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