私は以前、時の経過によって、リビング内階段は、長所と短所が変わると書きましたが、これは他の設備や間取りでも同じで、子供中心で、プランを考えすぎると今は良くても、子供達が出て行った後、困った事になる場合があります。
新しく建てるこの家に何年住むか、というと、最近の家は長持ちするでしょうし、たいていは、死ぬまでと考えていらっしゃると思います。
そうなると、30歳の人なら、あと50〜60年もありますよね。ではその間で子供達はいったい何年住むのでしょう。こればっかりはわかりませんが、現在幼稚園くらいの子供さんだと、後15〜20年ぐらいでしょうか。
大学から家を出るケースもありますし、就職と同時に出るケースもあります。女性なら結婚で、というのもあるでしょうし、結構どこの家庭も、わりと早く家をでてしまいます。
今すでに小学校高学年や中学生となると、あと10年も無いということになってきます。このことは、建てるときには、考えないことが多いのです。
短い中で、子供達の成長過程で、大切で、難しく、間取りの工夫が有効である期間といえばさらに短いはずです。ということは、それ以外の期間というか年月のほうが、圧倒的に長いということです。その最も長い年月を過ごすのは、私達、親なのです。
だからといって親中心で建てたほうがいいと言っているわけではないのですが、長い目で、子供達が出て行った後はこう使おうと、ある程度予測しておいたほうがいいということです。リビング内階段もそのうちのひとつです。
(よくある意見として、はじめから、親中心で建てたほうがいいというのもあります。これも一理あります。特にアメリカではその傾向が強いとか。)
将来を予測するのは大変難しいですが、そこでプロの提案がほしいところです。もし、二世帯で住むことになったら、とか、将来足腰が弱くなって、一階だけで住むようになったら、このリビング階段はどうしようとか、実際になるならないは別として、準備や心構えは必要です。
将来のプラン変更もある程度想定し、簡単な準備さえしておけば、リフォームもしやすいでしょう。住宅メーカーや建築業者の営業マンや設計マンが、そこまで真剣に考えてやってくれればいいのですが・・・。
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2005年11月29日
リビング内階段の短所5
リビング内階段の まとめと対策ですが、子供達のためにということであれば、
1. 子供の人数、年齢、性格、をよく考え、必要なら話し合う
2. 動線や視線の通りをチェックする。
3. 空調計画がうまくいくか、チェックする。
4. 親がいつもリビングや、階段に目がいくところにいられるライフスタイルにき る かチェックする。
5. 温度、音、においへの対策。
以上のような項目をチェックし、親として「こうしたい」というのが本当に
最大限効果が出せるかを考えましょう。
すべてを一気に解決するのは難しいと思いますが、上記3と5について言えば、どこかで、仕切るしか方法はありません。プランによって変化しますが、階段の下(一階部分)か、上(二階部分)で仕切るのがベストでしょう。
開放感ということでいえば少し落ちてしまいますが、仕切る壁や建具を、光や視線を通すものにすれば、やわらぐでしょう。
吹抜けがからんでいる場合は位置を工夫しなければなりませんし、リビング全体が吹抜けのパターンですと、二階で仕切るしかないと思います。高気密の家なら思い切って全館空調という方法もありますが、音、においには、対応できません。(においについては、早くぬけるタイプはあるようです。)
リビングとダイニングの間で仕切る場合は、キッチンからの視線の通りをさまたげがちなので、視線の通る建具にした上で、本当に見えるか、よくチェックしましょう。
子供達のためというより、開放感第一だからという方には、無理に仕切る必要はありません。何事も優先順位が大切ですから、短所などを良く認識いただいた上で、採用されたのであれば、いわるる「想定の範囲内」ということで、後悔は無いと思います。
(つづく)
《家づくりをはじめられる方へ》
このブログで書いている、家づくりのポイントは大切ですが、本当はもっと
大切な事があります。ブログでは書けない辛口情報と、ノウハウはこちら。
元住宅メーカー営業マンがお届けする、他では聞けない情報満載です。
リニューアルオープンしました。
http://www.e-consul.net/juutaku/
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1. 子供の人数、年齢、性格、をよく考え、必要なら話し合う
2. 動線や視線の通りをチェックする。
3. 空調計画がうまくいくか、チェックする。
4. 親がいつもリビングや、階段に目がいくところにいられるライフスタイルにき る かチェックする。
5. 温度、音、においへの対策。
以上のような項目をチェックし、親として「こうしたい」というのが本当に
最大限効果が出せるかを考えましょう。
すべてを一気に解決するのは難しいと思いますが、上記3と5について言えば、どこかで、仕切るしか方法はありません。プランによって変化しますが、階段の下(一階部分)か、上(二階部分)で仕切るのがベストでしょう。
開放感ということでいえば少し落ちてしまいますが、仕切る壁や建具を、光や視線を通すものにすれば、やわらぐでしょう。
吹抜けがからんでいる場合は位置を工夫しなければなりませんし、リビング全体が吹抜けのパターンですと、二階で仕切るしかないと思います。高気密の家なら思い切って全館空調という方法もありますが、音、においには、対応できません。(においについては、早くぬけるタイプはあるようです。)
リビングとダイニングの間で仕切る場合は、キッチンからの視線の通りをさまたげがちなので、視線の通る建具にした上で、本当に見えるか、よくチェックしましょう。
子供達のためというより、開放感第一だからという方には、無理に仕切る必要はありません。何事も優先順位が大切ですから、短所などを良く認識いただいた上で、採用されたのであれば、いわるる「想定の範囲内」ということで、後悔は無いと思います。
(つづく)
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2005年11月28日
リビング内階段の短所4
今回はリビング内階段を採用したが、思うようにならなかった、二つの例をご紹介します。
まずひとつめです。
Aさんは小学校3年と6年の二人の子供のいる4人家族。Aさんは普通のサラリーマン、奥さんは専業主婦でした。家を新築するにあたり、子供の帰ってくる時に必ず声を掛けてやりたいと、リビング内階段を採用しました。
家はその後無事完成。新しい生活がスタートしました。最初はイメージ通り、奥さんは、子 供たちが帰ってくるのを、あたたかく迎えていました。
ところが、数年後、ローンの支払がきつくなり、奥さんは、やむをえず、働くことに。ちょうど一番気をつけてやりたい年頃の子供たちは、かぎっ子になってしまった・・・。
リビングにいるべき存在がいなくなったケースです。これでは、何の為のリビング内階段かわからなくなります。
また、もともと、親が忙しく、平日も土日も留守ばっかりの家庭もあるはずです。いつも親のどちらかはリビングにいてやれるような状況がつくれてこそリビング内階段は生きてくると思います。
次に、同じように4人家族のBさん。建替えた家は広くて、リビングからダイニング、キッチンまでがワンルームになっています。全部で24畳くらいはあるでしょうか。Aさんと同じように子供たちといつも顔をあわせられるようにと、リビング内階段を採用しました。
Bさんの奥さんは何よりも家にいるのが大好き。家で楽しみながら家事をこなし、お料理やお菓子作りが大得意です。一日のほとんどは、キッチンやその隣に作った家事コーナーにいます。
さて、このケースでは、なにが問題なのでしょうか。Aさんのケースと違い、いつも家には奥さんはいるようです。
そうです。奥さんがいつもいるところから、階段が全く見えない位置にあるのです。奥さんが普通にしていて階段が見えないということであれば、子供たちは、顔をあわせたくなければ、そこを、そっと気づかれずに通過すればいいわけです。イヤでも顔をあわすようにというのが、Bさんの望みだったので、これは誤算でした。
リビング、ダイニング、キッチンのつながりや形状や広さと、声を掛けてあげるべき人の行動を考えてプランニングしないと、これも本来の機能をはたさないということになります。
「声を掛けてあげるべき人が、その時間帯なら、自然にそこにいること」を、第1に考えるのであれば、Bさんの場合なら、キッチンから、無理なく見える、ダイニング内階段もよかったかもしれません。
似たようなケースで、単独のリビング(リビングが独立し、他の部屋とは仕切られている)に階段があるパターンで、いつもそのリビングには誰もいないというのがあります。
次回は短所のまとめです。
もっと色んな事が知りたい
まずひとつめです。
Aさんは小学校3年と6年の二人の子供のいる4人家族。Aさんは普通のサラリーマン、奥さんは専業主婦でした。家を新築するにあたり、子供の帰ってくる時に必ず声を掛けてやりたいと、リビング内階段を採用しました。
家はその後無事完成。新しい生活がスタートしました。最初はイメージ通り、奥さんは、子 供たちが帰ってくるのを、あたたかく迎えていました。
ところが、数年後、ローンの支払がきつくなり、奥さんは、やむをえず、働くことに。ちょうど一番気をつけてやりたい年頃の子供たちは、かぎっ子になってしまった・・・。
リビングにいるべき存在がいなくなったケースです。これでは、何の為のリビング内階段かわからなくなります。
また、もともと、親が忙しく、平日も土日も留守ばっかりの家庭もあるはずです。いつも親のどちらかはリビングにいてやれるような状況がつくれてこそリビング内階段は生きてくると思います。
次に、同じように4人家族のBさん。建替えた家は広くて、リビングからダイニング、キッチンまでがワンルームになっています。全部で24畳くらいはあるでしょうか。Aさんと同じように子供たちといつも顔をあわせられるようにと、リビング内階段を採用しました。
Bさんの奥さんは何よりも家にいるのが大好き。家で楽しみながら家事をこなし、お料理やお菓子作りが大得意です。一日のほとんどは、キッチンやその隣に作った家事コーナーにいます。
さて、このケースでは、なにが問題なのでしょうか。Aさんのケースと違い、いつも家には奥さんはいるようです。
そうです。奥さんがいつもいるところから、階段が全く見えない位置にあるのです。奥さんが普通にしていて階段が見えないということであれば、子供たちは、顔をあわせたくなければ、そこを、そっと気づかれずに通過すればいいわけです。イヤでも顔をあわすようにというのが、Bさんの望みだったので、これは誤算でした。
リビング、ダイニング、キッチンのつながりや形状や広さと、声を掛けてあげるべき人の行動を考えてプランニングしないと、これも本来の機能をはたさないということになります。
「声を掛けてあげるべき人が、その時間帯なら、自然にそこにいること」を、第1に考えるのであれば、Bさんの場合なら、キッチンから、無理なく見える、ダイニング内階段もよかったかもしれません。
似たようなケースで、単独のリビング(リビングが独立し、他の部屋とは仕切られている)に階段があるパターンで、いつもそのリビングには誰もいないというのがあります。
次回は短所のまとめです。
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リビング内階段の短所3
今回は生活動線の話です。
リビング内階段の場合、生活上の動線(どうせん)にも問題がありそうです。
最近はトイレは一階二階両方あるのが普通ですが、お風呂と洗面所は一階にあることが多いと思います。
リビング内階段で廊下が無いと、女の子の場合、年頃になると、来客中は、お風呂に入れなかったり、逆に、入浴中にお客さんが来てしまったら、出られないということもあるようです。
顔を合わせたくないお客さんの場合、リビングに長くいられると、ご飯も食べられない、外にも行けないということにもなります。
子供の頃から、来客が多く、慣れている家庭でも、年頃になると、会いたくないお客さんが増えてくるみたいなので少し注意が必要です。
また、リビング内階段のプランですと、廊下を無くしているせいで、洗面所や、トイレの入口が直接リビングにあることが多いのですが、これも、出入りには気を使います。
家族どうしなら、まだいいのでしょうが、お客さんにとっては、出入りや、音の問題もありますので、目かくしの壁をつくるとか、洗面所とトイレの前に、建具(ドアや引き戸)のついたちょっとした空間をつけるなどの工夫が必要になります。
こう考えると、廊下というのは、無駄なものではなく、けっこう役に立っているものだなあと、改めて、考えさせられます。
次回は具体的に二つの例をご紹介します。
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リビング内階段の場合、生活上の動線(どうせん)にも問題がありそうです。
最近はトイレは一階二階両方あるのが普通ですが、お風呂と洗面所は一階にあることが多いと思います。
リビング内階段で廊下が無いと、女の子の場合、年頃になると、来客中は、お風呂に入れなかったり、逆に、入浴中にお客さんが来てしまったら、出られないということもあるようです。
顔を合わせたくないお客さんの場合、リビングに長くいられると、ご飯も食べられない、外にも行けないということにもなります。
子供の頃から、来客が多く、慣れている家庭でも、年頃になると、会いたくないお客さんが増えてくるみたいなので少し注意が必要です。
また、リビング内階段のプランですと、廊下を無くしているせいで、洗面所や、トイレの入口が直接リビングにあることが多いのですが、これも、出入りには気を使います。
家族どうしなら、まだいいのでしょうが、お客さんにとっては、出入りや、音の問題もありますので、目かくしの壁をつくるとか、洗面所とトイレの前に、建具(ドアや引き戸)のついたちょっとした空間をつけるなどの工夫が必要になります。
こう考えると、廊下というのは、無駄なものではなく、けっこう役に立っているものだなあと、改めて、考えさせられます。
次回は具体的に二つの例をご紹介します。
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2005年11月27日
リビング内階段の短所2
今回は音とにおいの問題です。
まず、音です。長所のところで出てきた「家族の気配」ぐらいの音だったらいいのですが、度がすぎたり、時と場合によっては、短所となります。音が騒音になるのです。
子供達が小さいうちはまだいいのですが、少し大きくなってくると、それぞれが出す音も大きくなってきます。
友達を連れてきた、あばれた、ピアノの練習をはじめた、けんかして泣いた、音楽にテレビの音、電話の話し声、家族それぞれが、バラバラに大きな音を出すようになると、うるさくて仕方が無いようです。
また、普段ならがまんできたとしても、朝ゆっくり寝たい時や、カゼで寝こんでいる時などは、いつもの音がとても気になることもあります。
そして、音とならんで、よくあるのが、においの問題です。
朝起きて、味噌汁やコーヒーの香りがただようのはいいとしても、サンマを焼くにおいと煙が家中にこもったり、焼肉のにおいが、二日間消えなかったというのはよくある話です。
なにしろ、リビングから階段を通って、あっという間に、家中に広がるのですからたまりません。さらに、においといっしょに大量の水蒸気と油の粒子もまきちらすのです。
焼肉や、揚げ物のあとは、床がつるつるした経験がどこのご家庭でもあると思いますが
リビング内階段プランの場合、これが二階にまで広がります。特に階段はすべると危険ですので、注意が必要です。
次回は動線の問題です。
《家づくりをはじめられる方へ》
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「欠陥住宅」よりも怖い、家づくりの落とし穴
http://blog.mag2.com/m/log/0000182010
まず、音です。長所のところで出てきた「家族の気配」ぐらいの音だったらいいのですが、度がすぎたり、時と場合によっては、短所となります。音が騒音になるのです。
子供達が小さいうちはまだいいのですが、少し大きくなってくると、それぞれが出す音も大きくなってきます。
友達を連れてきた、あばれた、ピアノの練習をはじめた、けんかして泣いた、音楽にテレビの音、電話の話し声、家族それぞれが、バラバラに大きな音を出すようになると、うるさくて仕方が無いようです。
また、普段ならがまんできたとしても、朝ゆっくり寝たい時や、カゼで寝こんでいる時などは、いつもの音がとても気になることもあります。
そして、音とならんで、よくあるのが、においの問題です。
朝起きて、味噌汁やコーヒーの香りがただようのはいいとしても、サンマを焼くにおいと煙が家中にこもったり、焼肉のにおいが、二日間消えなかったというのはよくある話です。
なにしろ、リビングから階段を通って、あっという間に、家中に広がるのですからたまりません。さらに、においといっしょに大量の水蒸気と油の粒子もまきちらすのです。
焼肉や、揚げ物のあとは、床がつるつるした経験がどこのご家庭でもあると思いますが
リビング内階段プランの場合、これが二階にまで広がります。特に階段はすべると危険ですので、注意が必要です。
次回は動線の問題です。
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2005年11月25日
リビング内階段の短所
今回は、リビング内階段の短所です。
一番はやはり温度の問題です。今までどのくらいたくさんの人が、この部分を指摘してきたことでしょう。
家全体を暖めたり冷やしたりするいわゆる全館空調で、どこでも同じ温度ならいいのですが、普通の空調なら大変です。
普通の各部屋個別空調なら、基本的によく効かせようとしたら、できるだけ小さな単位で仕切ったほうが良いのですが、リビング内階段のプランだと、一階では、リビングから、ダイニング、キッチンへとつながり、二階へは、階段を通じて二階ホールへと続いています。
これらをすべて足すといったい何畳分になるのか、それだけをいっぺんに空調するにはどれだけ巨大な設備が必要なのか、ランニングコストは、と不安になります。特にリビング全体が吹抜けになっているタイプだと、なおさらです。
モデルハウスですと、見学するお客様に快適だと思っていただく為に、お金がいくらかかろうと関係無しに、フル稼働です。ところが、個人宅ではとてもそうはいきません。
冬場は暖かい空気が上へ上へといくので、空調だけでは、足元がスースーです。そうなると床暖房も必要です。空気をかき混ぜる為にシーリングファンもあったほうがいいとなると、快適にすごすにはいったい幾ら必要なんだと言うことになります。
しかも、家族が少ない場合や、昼間は奥さん一人だけとかですと、一人が快適にすごすために、全てを空調しなければなりません。もったいないからと、何もしなければ、せっかくのリビングで、夏は汗だく、冬は家の中でも厚着をする、なんていうことになってしまいます。
また、それだけの空間を暖めたり冷やしたりするためには、相当の時間がかかるでしょう。朝なら、タイマーという手もありますが、夕方帰ってきた時ならしばらくがまんが必要です。
次回は音と、においの問題です。
もっと色んな事が知りたい
一番はやはり温度の問題です。今までどのくらいたくさんの人が、この部分を指摘してきたことでしょう。
家全体を暖めたり冷やしたりするいわゆる全館空調で、どこでも同じ温度ならいいのですが、普通の空調なら大変です。
普通の各部屋個別空調なら、基本的によく効かせようとしたら、できるだけ小さな単位で仕切ったほうが良いのですが、リビング内階段のプランだと、一階では、リビングから、ダイニング、キッチンへとつながり、二階へは、階段を通じて二階ホールへと続いています。
これらをすべて足すといったい何畳分になるのか、それだけをいっぺんに空調するにはどれだけ巨大な設備が必要なのか、ランニングコストは、と不安になります。特にリビング全体が吹抜けになっているタイプだと、なおさらです。
モデルハウスですと、見学するお客様に快適だと思っていただく為に、お金がいくらかかろうと関係無しに、フル稼働です。ところが、個人宅ではとてもそうはいきません。
冬場は暖かい空気が上へ上へといくので、空調だけでは、足元がスースーです。そうなると床暖房も必要です。空気をかき混ぜる為にシーリングファンもあったほうがいいとなると、快適にすごすにはいったい幾ら必要なんだと言うことになります。
しかも、家族が少ない場合や、昼間は奥さん一人だけとかですと、一人が快適にすごすために、全てを空調しなければなりません。もったいないからと、何もしなければ、せっかくのリビングで、夏は汗だく、冬は家の中でも厚着をする、なんていうことになってしまいます。
また、それだけの空間を暖めたり冷やしたりするためには、相当の時間がかかるでしょう。朝なら、タイマーという手もありますが、夕方帰ってきた時ならしばらくがまんが必要です。
次回は音と、においの問題です。
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リビング内階段の注意点
今回からは、リビング内階段の短所を書きます。
まず、短所というよりは、注意点から書きます。
リビング内階段を子供達とのふれあいや、挨拶のできる子に、などの理由で、採用される場合は、現在の子供の年齢は、重要ポイントです。
これから生まれる場合や、まだ小さい(小学生くらいまで)なら大丈夫と思います。子供がまだ小さいと、家づくりの話し合い以前に環境として与えることができるからです。
これが中学生くらいになってくると、前の家が似たような間取りならまだいいのですが、前が、廊下から直接自分の部屋に入れた場合や、更に、既に反抗期に入っているというような場合ですと、逆効果になることがあります。
もし、既にあなたのお子さんがむずかしい年頃で、最近口もあまりきかない、
挨拶もしないということであれば、リビング内階段だけで良くなることは、残念ながら無いでしょう。
また、家づくりの前の話し合いなどをせずに、親が勝手にやってしまったとなると、マイナス効果倍増となります。
実際にあった話として、年頃の子供に相談無くリビング内階段にしたら、外の塀をのぼり、二階の窓から、出入りするようになったケースや、家そのものに帰って来なくなったケースもあります。
ただ、以前書いたように、家づくりを機に、難しい年頃の子供と真剣に向き合って話し合い、納得の上でそういうプランにするのであれば、いいと思います。案外、その話し合い自体がきっかけとなり、良い方向になるかもしれません。
次回はいよいよ短所です。
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まず、短所というよりは、注意点から書きます。
リビング内階段を子供達とのふれあいや、挨拶のできる子に、などの理由で、採用される場合は、現在の子供の年齢は、重要ポイントです。
これから生まれる場合や、まだ小さい(小学生くらいまで)なら大丈夫と思います。子供がまだ小さいと、家づくりの話し合い以前に環境として与えることができるからです。
これが中学生くらいになってくると、前の家が似たような間取りならまだいいのですが、前が、廊下から直接自分の部屋に入れた場合や、更に、既に反抗期に入っているというような場合ですと、逆効果になることがあります。
もし、既にあなたのお子さんがむずかしい年頃で、最近口もあまりきかない、
挨拶もしないということであれば、リビング内階段だけで良くなることは、残念ながら無いでしょう。
また、家づくりの前の話し合いなどをせずに、親が勝手にやってしまったとなると、マイナス効果倍増となります。
実際にあった話として、年頃の子供に相談無くリビング内階段にしたら、外の塀をのぼり、二階の窓から、出入りするようになったケースや、家そのものに帰って来なくなったケースもあります。
ただ、以前書いたように、家づくりを機に、難しい年頃の子供と真剣に向き合って話し合い、納得の上でそういうプランにするのであれば、いいと思います。案外、その話し合い自体がきっかけとなり、良い方向になるかもしれません。
次回はいよいよ短所です。
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2005年11月24日
リビング内階段の長所
リビング内階段の長所はなんと言っても「家族みんなのふれあい」が一番ではないでしょうか。お子さんがまだこれからであったり、小さいという方には適していると思います。
家族の誰かが外から帰ってきたら、長い廊下は無く、真っ先にリビングに入り、そこから、洗面所やキッチン、二階へと向かいます。いつもリビングには他の誰かがいて、「お帰り」、「ただいま」、と挨拶がかわされます。
必ず顔を合わし、声を聞くことにより、表情や、声の調子で、お互いがどんな調子かわかるというものです。
お客さんが来ていても、子供達は、小さい頃からそれに慣れますから、自然に挨拶もでき、コミュニケーションをとるのがうまくなりそうです。
一階と二階のコミュニケーションもとりやすくなります。声や音の通りも良く、お互いの状態がわかります。においも二階までとどきやすくなり、ごはんの用意ができると、子供達はおなかをすかせておりてくる、ということもあるでしょう。
また、廊下が無いというのもいいところです。限りある家の大きさのなかで、各部屋をできるだけ大きくとるには、廊下をけずるのが一番です。
廊下が無いのは、家の中の温度差を少なくするのにも役立ちます。夏場も冬場も部屋だけが快適で、廊下に出たら・・・というのが無くなります。特にお年寄りにとっては、冬場の廊下の寒さは気をつけなくてはいけません。
更に、リビング全体が吹抜けタイプのほうですと、明るさと開放感は最高です。よく、モデルハウスなどで、全部吹抜けで、一、二階連続窓で、ソファーに座ったりすると、何ともいえない気持ちよさです。
と、いうふうに、長所はたくさんあります。前にも書いたように、人気のあるプランですので、今までも多くの人が採用しています。ただ、次回からの短所をよく認識してもらった上で、採用していただきたいと思います。
残念ながら、短所のほうが、書く事が多く、「次回から」と表現したのは、そのためです。一回では書ききれないほど実はたくさんあるのです。
《家づくりをはじめられる方へ》
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家族の誰かが外から帰ってきたら、長い廊下は無く、真っ先にリビングに入り、そこから、洗面所やキッチン、二階へと向かいます。いつもリビングには他の誰かがいて、「お帰り」、「ただいま」、と挨拶がかわされます。
必ず顔を合わし、声を聞くことにより、表情や、声の調子で、お互いがどんな調子かわかるというものです。
お客さんが来ていても、子供達は、小さい頃からそれに慣れますから、自然に挨拶もでき、コミュニケーションをとるのがうまくなりそうです。
一階と二階のコミュニケーションもとりやすくなります。声や音の通りも良く、お互いの状態がわかります。においも二階までとどきやすくなり、ごはんの用意ができると、子供達はおなかをすかせておりてくる、ということもあるでしょう。
また、廊下が無いというのもいいところです。限りある家の大きさのなかで、各部屋をできるだけ大きくとるには、廊下をけずるのが一番です。
廊下が無いのは、家の中の温度差を少なくするのにも役立ちます。夏場も冬場も部屋だけが快適で、廊下に出たら・・・というのが無くなります。特にお年寄りにとっては、冬場の廊下の寒さは気をつけなくてはいけません。
更に、リビング全体が吹抜けタイプのほうですと、明るさと開放感は最高です。よく、モデルハウスなどで、全部吹抜けで、一、二階連続窓で、ソファーに座ったりすると、何ともいえない気持ちよさです。
と、いうふうに、長所はたくさんあります。前にも書いたように、人気のあるプランですので、今までも多くの人が採用しています。ただ、次回からの短所をよく認識してもらった上で、採用していただきたいと思います。
残念ながら、短所のほうが、書く事が多く、「次回から」と表現したのは、そのためです。一回では書ききれないほど実はたくさんあるのです。
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リビング内階段について2
リビング内階段については、私個人的には賛成です。ただ、このプランは特に一長一短がはげしく、また、時の経過によってもその一長一短が入れ替わったりしますので、その特徴をよくつかんだ上で、採用いただきたいと思います。
今回はまず、リビング内階段の種類から考えてみたいと思います。
リビング内階段というぐらいですから、リビングの中に階段があるわけですが、そのリビングの上に二階部分が無いものとあるものがあります。
まず、二階部分が無いタイプとは、リビングから上を見上げた時に、一階の天井が無い(二階の床が無い)状態、つまり吹抜となっており、二階の天井まで見えている状態です。リビング全体が吹抜で、その中に階段があるというわけです。
このタイプでは一階二階と、窓が連続していることも多く、天井の高さは5mを超え、かなりの空間が広がります。よくモデルハウスで採用されます。
つぎに、二階部分があるタイプというのは、リビングから上を見上げた時に、通常どおり、一階の天井がある(二階の床がある)状態です。階段の部分だけに二階の床が無いということです。
リビング内階段の中では、最も採用率が高く、普通リビング階段と言えば、これをさすでしょう。
それともうひとつ、ちょうどそれらの中間にあたり、階段のまわりだけ吹抜けとなっているタイプもあります。
大きくわけると、この3パターンとなります。そしてそのそれぞれに手すり部分が、壁タイプと、格子状の手摺子(てすりこ)タイプとがあります。
次回はまず長所から。
もっと色んな事が知りたい
今回はまず、リビング内階段の種類から考えてみたいと思います。
リビング内階段というぐらいですから、リビングの中に階段があるわけですが、そのリビングの上に二階部分が無いものとあるものがあります。
まず、二階部分が無いタイプとは、リビングから上を見上げた時に、一階の天井が無い(二階の床が無い)状態、つまり吹抜となっており、二階の天井まで見えている状態です。リビング全体が吹抜で、その中に階段があるというわけです。
このタイプでは一階二階と、窓が連続していることも多く、天井の高さは5mを超え、かなりの空間が広がります。よくモデルハウスで採用されます。
つぎに、二階部分があるタイプというのは、リビングから上を見上げた時に、通常どおり、一階の天井がある(二階の床がある)状態です。階段の部分だけに二階の床が無いということです。
リビング内階段の中では、最も採用率が高く、普通リビング階段と言えば、これをさすでしょう。
それともうひとつ、ちょうどそれらの中間にあたり、階段のまわりだけ吹抜けとなっているタイプもあります。
大きくわけると、この3パターンとなります。そしてそのそれぞれに手すり部分が、壁タイプと、格子状の手摺子(てすりこ)タイプとがあります。
次回はまず長所から。
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2005年11月22日
リビング内階段について
少し話題は変わります。
私がまだ現役のころ、リビングの中に階段をつくるというのがはやりだしました。それ以前のプランの多くというかほとんどは、玄関入ってすぐや、ホールに階段があったのです。
この以前の階段のパターンですと、子供達が、外から帰ってきた時、家族のだれにも会わず、二階の自分の部屋までいってしまう。これが問題だから、階段をリビングにもってこよう。そうすれば、イヤでも家族と顔をあわすだろうというものです。
当時いろんな事件があったり、子育ての本や雑誌にもそういう記事がのったりもしました。住宅の間取りと子供達の成長には、密接な関係があるということでした。
住宅メーカーもいち早くその流れにのり、モデルハウスの間取りやプラン集などに積極的に取り入れました。
その流れは今も続いており、プラン希望の上位にいつも入っています。
この、大人気のリビング内階段は、本当のところどうなのか、次回からはこのテーマで書いていきたいと思います。
《家づくりをはじめられる方へ》
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私がまだ現役のころ、リビングの中に階段をつくるというのがはやりだしました。それ以前のプランの多くというかほとんどは、玄関入ってすぐや、ホールに階段があったのです。
この以前の階段のパターンですと、子供達が、外から帰ってきた時、家族のだれにも会わず、二階の自分の部屋までいってしまう。これが問題だから、階段をリビングにもってこよう。そうすれば、イヤでも家族と顔をあわすだろうというものです。
当時いろんな事件があったり、子育ての本や雑誌にもそういう記事がのったりもしました。住宅の間取りと子供達の成長には、密接な関係があるということでした。
住宅メーカーもいち早くその流れにのり、モデルハウスの間取りやプラン集などに積極的に取り入れました。
その流れは今も続いており、プラン希望の上位にいつも入っています。
この、大人気のリビング内階段は、本当のところどうなのか、次回からはこのテーマで書いていきたいと思います。
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